タロットカードのキーワードは少しわかるようになってきた。でも、プロの人達のように相談内容にあった話ができない。どうしていけばいいのかを知りたい。
タロットカード占いを勉強する中で挫折することの1つです。
キーワードは分かるが質問内容に合った言葉にはできないことが多々あります。
今回は、なぜこのように言葉にできないのかという理由と、言葉に出来るようにするために意識しておくと良いポイントを紹介します。
先にネタバレをします。
- キーワードを意識し過ぎている
- タロットカード占いとは何かを理解しきれていない
- カードは何を伝えようとしているのかを考える
- キーワードから言葉を広げる
さらにタロットハード占いが上達してきて、自信がついてきたら別の考えになるかもしれませんが今現在はこのように考えています。
タロットカードが読めない理由

それではさっそく、タロットカードが読めない理由から詳しくお話ししていきます。
最初にネタバレしましたが、うまく読めない理由は以下の2つが大きいと考えています。
- キーワードを意識しすぎている
- タロットカード占いとは何かが理解しきれていない
この2つに気づくだけでも、カードからメッセージを組み立てることが少しだけスムーズになります。
キーワードを意識しすぎている
タロットカード占いの教本の大体がキーワードが羅列され、まとめられています。
このキーワードに意識が向きすぎると、質問内容に沿った答えが出にくくなってしまうのです。
「このカードが現在の位置に出ているから、現在として紹介されているキーワードから選はないといけない」
こんな感覚を持っていませんか?
単語のように短いキーワードをただ繋げるだけで話をしようとしても、しっくりきたメッセージにはならないです。
「タロットカードとは何か」が理解しきれていない
上の項目で書いた「キーワードを意識し過ぎている」と少しつながってきますが。
タロットカード占いはカードにあるキーワードを相談者に伝える占いだと思っていませんか?
いろんなタロット占いに関する本やお話を調べると、タロットカード占いとはキーワードをつなげるだけの占いではないということがわかりました。
僕が考えるタロットカード占いとは、『タロットカードから受け取るインスピレーションを相談内容にあった言葉に変換してメッセージとして、相談者さんの今後の人生がさらに良くなるように応援する』占いです。
キーワードをつなげてメッセージとして伝えるだけでは満足のいく結果になる事はありません。

タロットカードを読めるようになるポイント

ここからは上記の読めない理由を踏まえタロットカードを読めるようになるためのポイントを2つご紹介していきます。
- カードは何を伝えようとしているのかを考える
- キーワードから言葉を広げる
この2つのポイントを意識するだけでタロットカードを読むことが比較的楽にできるようになります。
この2つをそれぞれ詳しくお話ししていきます。
カードが伝えようとしていることへ意識を向ける
タロットカードはもともと意味を持っていたのではありません。
人間が後から意味を付け加えたのです。
その結果が教本などに載っているキーワード一覧として出来上がっています。
キーワードは、今までタロットカード占いをしてきた人たちが作った言葉に過ぎません。
カードを見てそのカードから受け取ることができるイメージや雰囲気それが言葉になったものがキーワードなのです。
カードを展開するのは自分の潜在意識
カードをシャッフルして広げているのは自分です。
このタロットカードを広げていく作業に関しては無意識のように感じますが、潜在意識が関わっていると言われています。
潜在意識がタロットカードそこの場所へ届けているのです。
絵柄から直接うけとる癖をつける
出た絵柄からどんなイメージや直感、雰囲気を受け取ることができるか?
その受け取ったモノを言葉へ変換していくのがタロットカード占いです。
自分の直感は潜在意識と繋がっています。
直感を無視して教本からカードのキーワードを拾おうとするから、うまく読むことができないのです。
自分の直感を大切にして、出たカードはなにを伝えようとしているのかを意識しながら読んでみてください。
キーワードから言葉を広げる
教本に書いてあるキーワードをそのまま伝える必要はありません。
逆にそのまま伝えると質問内容に合っていないような感じがしてすごくフワッとした話になってしまいます。
キーワードはメッセージを作るための1つのキッカケとして捉えておくことが大切です。
キーワードはイメージを広げるための道具
今日本に書いてあるメインキーワードをもとに自分なりに発想を広げていくことが大切です。
僕のイメージとしては「自由」と言うキーワードです。
アドバイスのところに正位置ででた場合、普通はもっと自由な発想でいいんじゃない?
そんなに重たく考えず気楽でいいと思うよ。
こんなことを伝えがちですが、たまに全く違う答えになることがあります。
占いをしている中で愚者の足元がすごく気になることがあるんです。
愚者の一歩先は崖ですよね。
この崖がすごい気になった時は、気楽で良いと伝えるのではなく、「気楽に考えすぎてるかもしれないから、少し先を気をつけないと失敗することになるよ。」と。
このように伝えることがあります。
自分の直感が普通のアドバイスとして伝えるのではなく、崖を意識したアドバイスにしろと言っているのではと思いそんなメッセージになることがあるんです。
いろんな表現方法を頭に入れる
受け取った直感やインスピレーションを言葉にするのは自分です。
自分から出てくる言葉と言うのは頭の中にある言葉しかありません。
日ごろからいろんな表現方法を頭の中に入れておくことによって、相談内容に合った言葉やメッセージを作ることができます。
オススメは、自己啓発本や恋愛本です。
相談内容の大半は「これからの漠然とした人生、人間関係、恋愛、仕事」この4つが大半です。
自己啓発本や恋愛本でいろんな考え方や表現方法を前もって取り入れておくと、メッセージの深みが増ます。
まとめ︰タロットカード占いは自由な発想が大切
いつも、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
これまでお話ししてきた通りタロットカードは教本に書いてあるキーワードをただつなげるだけと言う占いではありません。
自分の直感、カードから受け取るインスピレーション、違和感、自分の語彙力。
こういったものを掛け合わせて相談者さんの人生を良くしていくメッセージをお届けするのがタロットカード占いです。
この自分の直感やインスピレーションというのがかなり大事で、この感覚を無視するとしっくりこないまま占いが終わってしまうことが多いです。
キーワードは発想を広げるための道具として見ておけば、キーワードにとらわれることがなくなってきます。
教本に載っているキーワードをもとに自分なりのメッセージを作ってみてください。

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