タロットカードを学びたいけど、どこから手をつけたらイイか分からない。
実際に独学で学んでいる人からおすすめ方法を教えてもらいたい。
今までの経験を踏まえ、おすすめの方法を紹介します。
僕は誰も先生をつけず、独学で学んできました。
なので正直いろんな回り道をしてしまったことを自覚しています。
せっかくタロットカード占いを学ぶなら、最短でマスターしたいですよね。
ここのページでは独学でもある程度占えるようになるおすすめの流れや方法をまとめました。
タロットカードに興味を持ったのは小学生の頃。
アニメのカードキャプターさくらを見て、こんなカードがあるんだ。何に使うんだろう?と調べ、もともと占いには興味があったため存在を知るようになりました。その後、大人になり本格的に勉強して今に至ります。
なお、ここのブログでは大アルカナ、小アルカナ全部を使ったタロットカード占いをメインにしています。
- 先に揃えるべきものが分かる
- 効率よく習得する方法が分かる
- タロットカード占いとはなんなのかが分かる
では、早速紹介していきましょう。
まずは独学で学ぶために先に揃えておくと良いものからです。
タロット占いを学ぶに当たって先に用意しておくと良いもの

先に用意しておけるようであれば、しておきたいものから紹介していきます。
まずは以下の4つです。
- タロットカードデッキ(ライダーウェイト版)
- タロット広げるようクロス
- 参考書or参考ページ
- 勉強&記録用ノート
この4つがあるとスムーズにタロットカード占いの学習を進めることができます。
タロットカードデッキ
タロットカードの種類はたくさんありますが、おすすめはライダーウェイト版タロットカードです。
日本で1番有名なタロットカードです。
正直タロットカード占いに詳しくなるだけであれば、なくてもなんとかなります。
しかし、自分で占えるようになりたい場合は絶対に手元に用意しておくべきです。
画像で勉強することに比べ、手にとりながら学んでいく方がタロットカードと仲良くなれるスピードは格段に上がります。
タロットカードを手に取っているという刺激。
タロットカードのインクの匂い。
こういった刺激が脳を働かせてくれます。
ぜひ、学び始めるきっかけとして購入してみてください。
タロット占い用クロス
机の上に直接タロットカード占いを進めると、どんどんカードがすり減っていってしまいます。
シャッフルする時にこすってしまうからです。
カード同士の滑りも悪くなり、気持ち良くありません。
カードを大切にしてあげる気持ちも込めてクロスも用意しておくと良いです。
参考書or参考ページ
何も参考になるものを手元に置いていないのはさすがに効率が悪いです。
おすすめは初心者用に用意されている本。
または僕のこのブログです。
このブログはまだまだ成長段階ですが、市販の本以上に参考になる情報がたくさん詰まっていく予定です。
「タロットカード占いはこのブログを参考にすればある程度できるようになる。」
それくらいの情報量を目指していますので、ぜひ参考にしてみてください。
勉強&記録用ノート
書く、記録するという行為は重要です。
特に「自分の言葉で残す」ことが大事。
教本で学んだこと、実際に占ってみた結果を記録しておきます。
そして、できるだけ頻繁に見返すようにします。
エビングハウスの忘却曲線という言葉は聞いたことありますか?
人は時間とともにどれだけの情報を忘れていくのかという研究結果があります。
復習を繰り返すことで長期記憶として脳内に保管されるので繰り返し見返すことが最終的には効率の良い成長につながります。
独学おすすめの手順

ここからはタロットカード占いが実際にできるようになるためのおすすめの流れを紹介します。
- タロットカード占いとは何かを知る
- 大アルカナだけで占ってみる
- スプレッドを使えるようにする
- 少しずつ占える幅を広げる
- 参考のためにプロに占ってもらう
- 練習で他人を占わせてもらう
タロットカード占いとは何か?
A、知識と直感を組み合わせ相談者さんの人生に気づきとエールを送る占い
僕はタロットカードとは何か?
と、聞かれるとこのように答えるようにしています。
タロットカード占いは教科書に載っているキーワードを出た場所と繋げてメッセージにするものだと思われていますが、全く違います。
本当のタロットカード占いとは、「出た場所、出た向きからインスピレーションを受け取りそのイメージを質問内容に沿って言語化するもの」だと考えています。
教科書に載っているキーワードはインスピレーションを膨らませるスパイスのようなもの。
自分の直感を最大限に活かして、タロットカードは何を言っているのかか、何を伝えたいのかをしっかりと受けとってあげてください。

大アルカナだけで占ってみる
さぁ、占ってみよう!
と言っても、さすがにすぐには難しいですよね。
なのでまずは大アルカナと言われるメインとなるカードだけで簡単な占をできるようになるのが長続きする方法です。
78枚全部を覚えたり、理解したりしてからにしようとしたら100%挫折します。
明日はどんなことを気をつけるといい?
こんなことから1枚だけで占ってみてください。
まずはカードからメッセージを受け取る感覚になれることが大切です。
簡単な占いだったとしてもできるようになっていた方がこれからのタロット学習も楽しめます。
スプレッドを使えるようにする
タロットカード占いにはスプレットと言われる広げ方が存在しています。
この広げ方はインスピレーションを受け取りやすくしてくれる効果があるとされ、代々使われているものです。
今まで生き残っている広げ方です。
取り入れて練習することが効率の良い成長につながります。
少しずつ占える幅を広げる
大アルカナでの占いに慣れてきたら、小アルカナも使っていきましょう。
小アルカナを追加することによって、より具体的な話ができるようになります。
大アルカナは概念や精神的なものに対し、小アルカナは物質や生活に近いメッセージを受け取ることができます。
占っていく中で出た小アルカナのキーワードを教本から学び、また、自分でもインスピレーションを広げ、記録に残すようにします。
こうすることで徐々に占える幅が広がっていきます。
参考のためにプロに占ってもらう
ある程度占えるようになったら、プロの人に占ってもらうことが実は大事だったりします。
こんな方法で悩みを解決してくれるのだろう?
こんなことを参考にすることで、さらなる成長につながります。
練習で他人を占わせてもらう
ここまで進んで来れたらかなり占いができるようになっているはずです。
仲の良い人に練習台になってもらいましょう。
他人を占うことでどんどんタロットカード占いに慣れていきます。
スムーズに占えるようになったら、1人前といってもイイと思います。
成長を早めるポイント

最後に、タロットカード占いを学んでいくとき、意識しておきたいことを紹介します。
- 連想力と語彙力UPさせる
- 質問を具体的にする
- カードにニックネームをつける
連想力と語彙力UPの方法
連想力と語彙力はタロットカード占いスキルの成長を助けてくれます。
連想力はタロットカードから受け取るインスピレーションを質問と関連することと繋げる力。
語彙力は連想したものを言葉として表現する力です。
連想力にはブレーンストーミング
直結する方法としては、「タロットカードからイメージを拡げる練習」です。
例えば、こんな感じです。
- このカードを食べ物に例えるならなんだろう?
- このカードを天気に例えるならなんだろう?
- このカードを色に例えるならなんだろう?
こういった要領でいろいろ連想してみて下さい。
そして、勉強ノートに残しておくとどんどん占いが深くなっていきます。
語彙力には本やドラマ
受け取ったインスピレーションを言葉にするには自分の中にある言葉からしか出てきません。
いろいろな言葉に触れてボキャブラリーをためておきたいですね。
その為には小説、自己啓発書、アニメ、ドラマ。
占いの相談内容は「人間に関連すること」が多いです。
人間模様を描写した作品にたくさん触れることでどんどん表現を学んでみて下さい。
良く分からない表現を見つけたときは、しっかりと辞書で調べて自分の物にしてくださいね。
質問を具体的にする
成長ということとは少し違いますが、占いをしっかりと相談者さんのためになるようにする作業です。
「質問内容をしっかりと具体的にする。」
例えば、
「Q,片思いの人がいる。付き合いたいけど相手も気持ちが分からない。」
これだけで占い始めるとざっくりとした曖昧な話しかできません。
「A,相手もあなたのことに好意を持っているようですよ。」
これだけだと、誰でもいえます。
そこからさらに相談者さんは何を求めているのかを深ぼりしてみてください。
- 来月、どんな行動をしたらいいのかが知りたい
- 実は諦めたいのかもしれない
こんな気持ちを持っているかもしれません。
すぐに占いをスタートするのではなく、質問内容をしっかりと今後の為になるように一緒に整理してあげるとその人に合ったメッセージを届けることができるようになります。
カードにニックネームをつける
それぞれのタロットカードにはメインとなるキーワードという考え方があります。
教本にもよくのっています。
「愚者=自由」
「魔術師=始まり」
こんなものです。
ただ、これだけだとなじみがなかなか湧きません。
自分なりのニックネームを付けてあげてください。
「愚者は自由気ままカード」
「魔術師は準備完了カード」
もっと馴染みのあるのでもいいかもしれません。
例えば、人間がいるカードにはその人に名前を付けてしまうとかです。
愚者には「気ままなヘンリー」とか。
まとめ︰タロットカードを理解し仲良くなることが大切
いつも、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
タロットカード占いは発想力や直感力と言語と知識を紐付ける力を磨けば、誰でもできるようになる占いだと考えています。
- まずは簡単な占いをできるようにする
- 徐々に広げていく
この2つを意識していけば、占いができるようになります。
タロットと仲良くなって良い占いができるとイイですね。
このブログでは占いの独学に関する情報をどんどん盛り込んでいきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
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